Tシャツ生地の透け具合

白の背景に豹柄を重ねているので、生地にとっては厳しい条件です。

一般には地肌の上に下着を着用しますので、背景は肌色になりますので、仮に豹柄の下着を着用しても、これほど豹柄の生地が強調された感じにはなりません。

30/1天竺

30は糸の太さ、数字が小さい程太い糸で、1は1本で作った生地と言うことです。サンマルタンテンジクと読みます。

Tシャツにはよく使われている生地です。この程度の生地だと柄まで透けて見えてしまいます。

40/2天竺

40は糸の太さ、数字が小さい程太い糸で、2は2本の糸を撚り合わせて作った生地と言うことです。ヨンマルソーテンジクと読みます。

30/1天竺と実際に手に取ると40/2天竺の方が確実に厚みがあります。

40コーマスムース

40番手のコーマ糸を使った生地です。

40/2天竺よりもさらに厚みがあり、目も詰まっているのでかなり優秀!

吸汗速乾機能素材

吸汗即乾の生地です。

16/2天竺(ヘビー天竺)

16番のかなり太い糸を2本撚り合わせて作った生地です。

ヘビーウエイトの生地です。ただし生地のカラーはキナリです。

Tシャツの衿は洗濯すると伸びてしまう?

トレーナーやTシャツなどの丸首の商品は洗濯すると衿の部分が伸びてしまってだらしなくなってしまうものが多くあります、たいていの人は生地が悪いからだと思っていますが、じつは縫製の問題もたくさんあるのです。
ただし、衿自体に編みこんである細いゴム(ポリウレタン)が劣化して切れたりして伸びるのは避けられません
このページではこんな縫製工場だからわかる、品質や良いTシャツの見分け方などお知らせします。

衿とはどんな物?

Tシャツやトレーナーの衿は、「フライス」を使う場合と「テレコ」を使う場合があります。

フライスはフライス編みと言って、編み方で伸縮性を確保しています。

テレコは生地の中にポリウレタンを少し編み込んであり、このポリウレタンにより伸縮性を確保しています。

衿の生地自体の劣化によって衿が伸びることも多くあります。

例えばポリウレタンの劣化であったり、編み目の移動などです。

縫製の問題でTシャの衿が伸びるのは

トレーナーやTシャツは身頃側の衿ぐりより衿のほうが小さく作られています。 これを縫製するときにどうするかによって、洗濯後に差が出るのです。

悪い縫い方

身頃の衿ぐりより衿の方が小さいのだから小さい方の衿を伸ばして縫う。 この方法だと縫製技術があまり高くない人が縫っても衿を付けることができます。 でも縫い上がった状態では縫い目が波打っています。 これをアイロンでうまくごまかして出荷するのです(アイロンがけはかなり大変)。 このような商品は最初から伸ばして縫っているので、どんなに高級な生地を使っても洗濯すると衿が伸びてしまうのです。

良い縫い方

身頃の衿ぐりより衿の方が小さいので小さい衿を伸ばさず、衿に合わせて身頃側を少しギャザーを入れるような感じでいせ込むように縫う。 この方法は縫う人の高い技術を必要とします。縫い上がった状態では衿がすっきりと付いており身頃側に少しシワがあるように見えます。 この商品は軽く形を整える程度のアイロンがけで出荷します。 このように縫製された商品は生地の品質が悪くてもかなり衿の形を維持します。 また良い生地を使った商品ではほとんど衿が伸びないのです。

いせ込みながら縫う技術がないと良い商品にはならないのです。

Tシャツの衿(襟)の生地による洗濯後の伸びの違い

フライス編みのTシャツの衿(襟)の場合

目が詰まっていて、柔らかい風合いの衿なら大丈夫

Tシャツの衿の生地自体に高い部分と低い部分があります。この間隔が詰まっているものを、まず選びましょう。編み目が詰まっているものが良い衿です。

その衿を手で触ってみて、柔らかい衿でしたら十分伸びるし、洗濯しても長期間型崩れしないTシャツの衿です。

触ってみて硬い感じの衿の場合も型崩れはしにくいですが、着脱の際に頭が通りにくいなどの問題があるかもしれません。

目が多少開いていても柔らかい衿ならまだ良いと思います

最初の画像よりも編み目が少し開いているのが分かりますか?Tシャツの衿の生地自体の高い部分と低い部分の間隔が詰まっているものがベストですが、この間隔が多少開いていても、生地自体が柔らかいものでしたら、伸縮性はあるので、ベターな選択になると思います。

目が開いて、しかも硬い風合いのものは避ける方が無難です

この画像は編み目がかなり開いてしまっています。Tシャツの衿の生地自体の高い部分と低い部分が開いてしまっていて、手で触った感じが硬い衿は衿自体が伸び切ってしまっている可能性があります。

また、目が詰まっていない衿は編み目自体が緩いため動き易く、変形も起こり易いと考えられます。

無地Tシャツの衿が傾いているものは特におすすめしません

良いTシャツの例             悪いTシャツの例

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店頭やHPでよく見かける悪い無地Tシャの例。  生地の品質にはこだわっているのかもしれませんが、作ることにはこだわっていない。 丁度、最高級食材を使って、ド素人がつくる料理のように私は感じます。 私は、設計品質、材料品質、製造品質のバランスがとれてはじめて良い商品と言えると思うのです。

大切なことは設計通りに作られているのかどうか

伸び止めテープや二本針で補強してあるとか、書かれていますが・・・・・・・・。 品質には、設計品質と製造品質があります。 設計段階で衿の大きさと衿ぐりの大きさのバランスや、どのようにして強度を出すかなどを決めます(設計品質) 設計者(デザイナーやパタンナー)の設計通りの商品を製造段階で実現するのが製造品質です。 設計はだいたい一流のデザイナーやパタンナーを使うし、Tシャツやトレーナーのパターンはだいたい決まっているので、設計品質の差はそんなに大きくはありません。しかし製造品質に差があるのでかなり悪いものも出まわっています。 製造品質が悪いと言うことは、設計と違うものが出来あがると言うことです。それでは、どれだけ一流のデザイナーやパタンナーを使っても設計者の意図とは全然違う商品が売られていると言うことなのです。 自宅を建てるときでも、設計を重視するのは当たり前ですが、だからと言って大工さんはいいかげんな人でも良いと言う人はいないでしょう。 設計通りに出来ていない家には住めません。

悪い衿の具体例です(左右対称になっていない衿の無地Tシャツはおすすめできません)


どうですか?パッと見てどこがダメなのかわかりますか?
こんな商品は店頭でも良くみかけます。

この衿は自社でわざと変に作成してみたものです。

衿の中心ってこの線のあたりじゃないですか?

この線の右側と左側では衿の形状が全然違います。良く見れば変だと思いません?このような左右対称になっていない無地Tシャツはおすすめしません。

Tシャツを見分ける方法


もう一つの具体例

この衿はどうでしょうか?

これはいろんなところがおかしいのですが・・・・・。

ピンクで隠した部分がなければ衿はきれいな円になっています。

衿の中心は、この赤い線のあたりだと思います。だとすると、ネームの位置がズレていますし、左右の衿のカーブがかなり違うのがお分かりになりますか?

こうすれば、分かりやすいですか?店頭で、調べる時には、通常、前、後ろに別れるようにアイロンがけしてあるのを、肩の線を合わせて、左右に分かれるようにテーブルなどに置いて見ると、左右対称になっていない商品を見つけることができます。

家の場合は設計事務所と木などの材料と大工さんの腕ですよね。
縫製の場合はパタンナー(設計)と生地(材料)と縫製(作る技術)です。最近では設計段階から悪いものは滅多に見かけなくなりました。生地の良し悪しは手でさわった感じなどてだいたいおわかりかと思います。縫製の良し悪しを判断できればそんなに悪いものを買わされることはなくなりますね。

Tシャツやトレーナーを作る工程としては肩合わせ→衿付け→袖付け→脇合わせ、あと袖口と裾を縫えば出来あがりです。工程としての難易度の高い工程は衿付けとあとは袖口伏せや裾引きでしょうか。
商品の顔は衿なのでその工場で一番技術のある人が衿を付けます(通常は)。衿は商品の一番重要な部分なので、最も綺麗に縫製出来る人を配置するのです。衿付けに優秀な人材を配置していないとすれば、工場の管理者が無能なので、もっと悪いですが・・・。その衿がこんな状態だと他の部分を作っている人の技術はどうなんだろうと他人事ながら心配になります。実際ブランドネームも変なところに付いていますね。衿がきれいな形になっていないトレーナーやTシャツは絶対に良い商品ではありませのでおすすめ出来ません。衿が左右対称に縫えない工場は他の工程の技術も推して知るべしです。

ほとんどのショップさんがグラフィックに重点をおいていて、Tシャツそのものにはあまり意識が向いていないショップさんも見受けられます。

また、無地Tシャツを販売されているショップさんなどでも、商品に対するこだわりはあると思います。

素材の質感であったり、シルエットだったり。それが着心地につながったりするのだと思いますが、何度も書いている、設計品質と材料品質と製造品質が高い次元で融合しないと、素材の良さを最大限に引き出した商品にはならないと言うことを理解していただきたいと思います。プリントなどがあるグラフィックTシャツの場合は、周囲の人たちの目は最初にグラフィックに行きますので衿の傾きなどはあまり目立ちませんが、無地Tシャツの場合は最初に衿元に目が行きます。無地Tシャツの場合は特に衿が左右対称ではないものはおすすめしません。

高級食材を使った素人料理人のお店へお金を払ってまで食べに行きますか?

縫い目で分かる服の品質の見分け方

服を買うときには、脇や袖のミシンの縫い目にも気をつけましょう。縫い目で見分ける服の品質をお伝えします。
値段が高いから良いTシャツで安いから悪いTシャツだとは言えません。
安くてもしっかりした作りになっているTシャツもありますので、Tシャツを見る目を養いましょう。
お見せする写真は、わかりやすいように糸の色を一本一本変えています。

このミシンの縫い目はオーバーロックミシンで、縫い目の締り具合のことを糸調子と言います。

Tシャツの良い縫い目

普通はこのような縫い目になっています。(脇や袖の部分)
二本針オーバーロックというミシンで縫います

同じ縫い目を裏から見た状態です。
縫い目の中ほどと下側に赤と緑の糸が点々と見えています。針糸が締まった状態です。

表側になる部分から見た状態です。
普通ですね。縫い合わせた部分が開きません。

悪い縫い目

表側から見た状態です。ちょっとわかりづらいですが、緑の糸が浮き上がっているのがわかりますか?

良い縫い目に比べると、赤と緑の糸がループになっていますね。針糸が緩んでいる状態です。

赤と緑の点々は針糸なので、点々が大きく見えるのは、糸が緩いからなのです。表側から見ると糸が見えるほど緩い状態で、縫い合わせた部分が締まっていません。

悪い縫い目

先ほどご説明した二本針オーバーロックではなく、一本針オーバーロックの縫い目です。先に説明した縫い目のものより針糸が一本少ないものです。この縫い目で脇を縫ってあるTシャツは、品質よりもコストを優先した商品です。僅か糸1本分のコストさえも抑えたい程コストが厳しい商品と考えるのが適当です。

最悪な縫い目

上の一本針と同じ縫い目ですが、縫い目が上のものよりも粗いものです。中国製のTシャツなどでたまに見かけます。
このような縫い目の商品は絶対に避けたほうが良いですよ。

Tシャツの脇などを一本針で縫うのは、そもそも糸のコストさえも抑えたいからで、その上、縫い目が粗いと言う事は、少しでも早く縫いたいからなのです。ミシンの最高回転数がミシンによって決まっていますので、少しでも早く縫って、一日にたくさん作りたいとなると、縫い目を粗くすると、生地を送って行くスピードが上がりますので、早く縫えるわけです。
ここまでしてコストを下げたいTシャツが良い商品のわけがありません。是非ご注意ください。

また、二本針で縫ってあっても、針糸が締まっていない服は、縫製工場の品質管理が出来ていないと言う事です。糸調子の調整は、工場の品質管理の基本です。糸調子は作業を始める前の朝一番に確認しますし、糸を替えた時にも確認するものです。この基本が出来ていない工場で作る商品は絶対に良い品質の服ではありません。糸調子を見ることは、服を作っている縫製工場の品質管理の基本を見分けるポイントになります。

ブランド信奉もあると思いますが、同一ブランドでも同一工場で縫製しているわけではありません。ブランドとして、協力工場など特定の工場を使っている場合もありますが、商社を通して色んな縫製工場を使っているブランドもあります。商社を通して縫製工場に発注すると、どんな工場で生産するか分かりません。取引に当たっては、工場の現場も見に行きますが、見に行った工場の生産ラインでは無く、その工場からさらに下請けの縫製工場に流される場合もあります。その下請けの縫製工場が内職をたくさん使って服を作っているかも知れませんので、品質は全く予想出来なくなります。ブランドとしてしっかり品質管理がされていれば、倉庫に入荷した段階で、抜き取り検査を行って、糸調子不良があれば返品して修理されますが、ブランドとしての品質管理がしっかりと出来ていないと、糸調子不良の商品があっても抜き取り検査で見つからず、そのまま店頭に出てしまいいます。ブランドによって品質管理の基準も違うでしょうし、縫製工場から入荷した商品の抜き取り基準も違うので、品質管理基準の低いブランドは不良品が店頭に並ぶ可能性が高いことになります。ブランドを盲目的に信用することなく、自分自身の目で良い服を見分けるようにしてください。

服は、他の工業製品のように機械や金型によって品質を作り込む商品ではありません。品質は人の手によって作り込まれます、ですので、縫製工場で作業する人の技術に依存するところがとても多いのです。「衿が傾いている無地Tシャツはおすすめできません」や「衿で見分ける服の品質の見分け方」でも公開しているように、服はプレスして上から型抜きするような商品では無く、右から左、又は左から右へと縫います。そして、ミシンは下が送り歯で生地を送り、上は押さえで、生地を手前に押そうとするので、普通に縫うとねじれてしまいます。ですから、左右対称に作るのはとても技術が必要です。服の品質を見分けるには、縫い目と一緒に衿が左右対称になっているかどうかを確認しましょう。

コイシドレス

毎シーズン新しいデザイン、仕様と向き合い品質、生産性、コストを追求し 日々、精進してまいります。 特徴 ジャケットをメインとし、ワンピース、コート、スカート婦人服全般を製造致します。
◆ジャンル・ターゲット
 レディース(ヤング、ミセス、シニア)
◆縫製可能な生地
 布帛、厚手生地(メルトン等)
◆可能な業務工程
 サンプル、裁断、縫製
設備 本縫いミシン 上下送りミシン ジグザグミシン
袖付けミシン 奥まつりミシン
ハトメ穴かがり カン止め シャツ穴 釦付け 芯はり機 アイロン 延反機 オーバーロック ルイスミシン メローロック インターロック ポケットシーマ― 検針機 バンドナイフ CAD

  有限会社コイシドレス
〒926-0001 石川県七尾市鵜浦町82部10番地2

山城屋

下着製造メーカーの老舗

柔軟な発想と優れた技術と確かな品質

株式会社山城屋では、時代のニーズを的確に見据えて、お客様が求めているものはなにか、お客様に満足していただける製品を提供していくことを常に考えながら、今を生きる女性たちのニーズにお応えして、女性の生活をアクティブに、また安心・安全を提供していくこと・・・。
革新的な技術で世の中を動かす企業を目指します。

下請け縫製工場の自立を目指して企業間連携

アパレルブランド立ち上げ成功の鍵は、とにかく大量発注しないことです

どれだけ売れるか分からない商品を縫製工場に大量発注してしまうと、初回発注分でビジネスが終了してしまう可能性が高くなります。

■アパレルブランドを立ち上げたい■オリジナルデザインのTシャツを作りたい■犬の服を作り販売したい■オリジナル水着が欲しい■よそにはないウエアを探している■素材と型紙はあるのだけれど誰に頼めば・・・・・・。

アパレルブランドを立ち上げたい側は、確実に売れるかどうか分からない商品の発注はできるだけ抑えたい。一方、受注を受ける縫製工場の立場は、小ロットになればなるほど、生産が習熟しないので、生産効率が極端に落ちてしまいます。そのような生産効率が落ちてコストが上昇する分をそのままアパレルさんに請求できないのが悩みです。

縫製工場の生産コストは規模の経済性が適用されて、生産量が増えればコストは二次曲線で低下します。

アパレルブランドを立ち上げる場合も出来る限り発注量を抑えようとすると、生産コストは上昇します。小ロットでコストが上昇するのは、避けられないことなので、コストが高くなっても発注ロットを増やさないことが重要です。

そして、最小限に抑えた発注を確実に売り切ることがとても大切なことです。どれだけ安く作っても売れ残って不良在庫になれば、それは絶対に売上げになりません。売れ残った商品を叩き売れば、これから育てようとしていたブランド価値が毀損されて、回復ははとても難しくなります。

不良在庫を叩き売ればブランド価値は地に落ちます

不良在庫を叩き売れば、ブランドを立ち上げるために商標登録やネームタグの作成やホームページのドメインの取得なども全て無駄になってしまいます。

初回発注はコストが高く、利益がほとんど出なくても、確実に売り切って、次につなげることです。初回発注である程度商品を売る自信が付いたら、次回発注で少し発注量を増やしてコストを抑えることです。加工のコストは生産量が増えると、ある程度の生産量になるまでは、急激に下がって行きます。初回発注では、ほとんど利益が無かった商品でも、二回目、三回目となるにつれて利益が出るようになります。

ブランドを育てる

初回オーダーで大ヒットするような商品はほとんどありません。どんなブランドも初回発注でユーザーの動向を見極めて、追加発注、追加発注で、人気を得、リピートや口コミに繋げて売り上げの向上へと繋がって行くのです。

ブランドが育って、ユーザーに認知されるまでには、数年必要です。初回発注の売れ行きが予想を下回っても、何が悪かったのか、何が良かったのかをしっかりと分析して、次の発注で修正をしながら、PDCAの管理サイクルを回して少しずつ売れるブランドとして育てて行く気持ちが重要です。

縫製屋ドットネットのご利用に際しての手数料などは発生しません

こんな小ロットの発注は、縫製屋ドットネットの参加工場をご利用ください。1品からのオーダーメイド生産、小ロット生産、など登録縫製工場が皆様のご要望にできる限りお応えします。まずはご要望をお寄せください。

アパレルブランド立ち上げの成功の鍵は、売れるかどうか分からない初回発注をできるだけ少なくして、次回、次回と発注サイクルが回るようにすることです。

発注案件の登録はこちらから

※登録工場は「縫製技術」「加工技術」に自信のあるところばかりです。

発注案件をご登録いただく場合のお願い

*商品の内容がわかる画像やイラストなどがあれば、是非お見せください。お問い合わせの内容はできるだけ詳細にお願いいたします。せっかくお問い合わせいただいても、内容が把握できず、ご返事できない案件もございますので、ご了承ください。

ポロシャツのイメージ

ブランド立ち上げとは

●縫製工場のバーチャル企業団地
国内の縫製工場は優れた技術を持っていても、販路がないために苦しい経営状態に陥っています。
優れた技術を持った縫製工場が集まって、大手アパレルや東南アジアの縫製工場が対応しないような小ロットの生産や、東南アジアの工場と比較して絶対的に優位に立てる短納期に対応し、エンドユーザーに近いところへ、直接販売することで生き残りを図ろうとするものです。

縫製工場の国内事業所数は1985年の66,174事業所から2013年には18,352事業所にまで減っています。このままでは、国内の高い技術を持っている縫製工場は無くなってしまいます。

縫製工場が集まってブランド立ち上げを応援する概要

小ロットのアパレルブランド立ち上げのサポートいたします
小売店の小ロットのプライベートブランドの作成や個人の方の新規のブランド立ち上げも承ります。デザイン画だけしか無い、型紙も生地も無いと言う方も大丈夫です。遠慮なくお問い合わせ下さい。
発注案件登録ページからお問い合わせいただければ、作成可能な工場が返信いたします。

一流のアパレルブランドも最初は一枚から!

どんなに優れた企画力やデザイン力があっても、小さなショップや個人には、初回発注が200枚となるとリスクが大きすぎて、簡単にはチャレンジできません。アパレルブランド立ち上げを成功させるには、初回発注を極力少なくして、初回生産分を完全に売り切ることが大切だと考えています。初回発注の原価が高くなっても、完全に売り切れば、次の発注で少し発注量を増やしても大丈夫でしょう。そうやって少しずつ発注量を増やして、原価も下げて行けば良いのです。ですから、初回発注は絶対に売り切る自信がある数量だけにしましょう。希望的な発注量だと売れ残った時のロスはとても大きくなって、次回以降の発注が出来なくなります。

私たちは、小さなお店や個人が小ロットでアパレルブランドの立ち上げにどんどんチャレンジできる風土を作ることが、国内の縫製工場の仕事を増やすことになると考えています。
ブランドが育って発注量が多くなれば、さらに効率を求めて生産拠点が海外へ移ることは、避けられないことで、量だけを求める縫製工場の生き残りが厳しくなって行くのは当然の流れだと思います。
量と効率を求められる東南アジアの縫製工場と、一方で国内の縫製工場には、小ロット、短納期、高品質や高品位を求められるようになれば、双方の縫製工場の住み分けは十分可能だと考えています。
将来、資材調達も含めた連携ができるようになれば、海外生産とは違った国内ならではの強い生産の仕組みが作れるのではないかと考えます。

国内で短納期の対応をすると言う事は、大量の在庫を抱えないと言う事です。これは、売れ残りのバーゲンや最悪廃棄する商品を極力少なくする取り組みでもあります。現在の地球温暖化の問題などから、価格よりも地球環境に優しい商品を購入しようとする、グリーンコンシューマと言われる人たちも出てきています。このような地球環境に対する意識の高い人たちにも受け入れてもらえるような、廃棄にならない商品を作ることも国内の縫製工場の使命だと考えています。

縫製工場がブランド立ち上げ支援

●トレーナー●Tシャツ●ポロシャツ●エプロン●よさこいの衣装●イベントコンパニオンの衣装
●水着●犬の服●アウトドアウエア●ワッペン(チームワッペン・イベント用・企業向け・土産用)●記念品(ペナント額・名入れタオル・腕章)●刺繍直接加工(ポロシャツ・トレーナー・ジャンパー・ユニフォーム)●ウェアへのプリント全般●ツナギ●ウインドブレーカー●ジャンパー●ワークウェア●ニット●マフラー●介護用パジャマ●スラックス●婦人服
参加工場は今後も増えていきます。制作をお受けできる製品の分野は、どんどん広がっています。

縫製工場の皆さんへ

●「縫製技術」・「加工技術」、に自信がある。
●縫製工場内の残反を有効に利用したい。
●下請け体質から脱却したい。
●受注の機会を増やしたい。
●クライアントと「フェイス・トゥ・フェイス」で対応したい。
●顧客の潜在ニーズを把握したい
とお考えの経営者の皆様へ
私たちは
これらの問題解決のための「共同受注サイト」です。
是非ご参加ください。

型紙、生地、縫製から完全オリジナルアパレルブランドを立ち上げたい方のためのサイトです

オリジナルTシャツ

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服資材kijisample1

服のデザインが先か、会社を作るのが先か?

会社を設立するには、資本金を準備して司法書士に設立に必要な書類を依頼して、法務局へ申請しないといけません。それなにりのお金がかかります。自分が企画した商品が売れるかどうかも分からないのに、会社を設立するのは大きな無駄を生む可能性があります。

まず、売ってみたい商品のデザインを起こして、個人事業主として販売を始めるのが良いと思います。デザインや素材、規格寸法などを明確に決めることが先決です。

次に、生地や副資材などを自分で買うか縫製工場で資材の手配をしてもらうか決めます。その次に型紙の作成をパタンナーに依頼するか、縫製工場で作ってもらうか、または自分で作るか決めます。

開業届けや商標、品質表示などはアパレルブランド立ち上げ手順で詳しく説明しています。

可能なこと

生地手配、副資材手配、型紙作成、縫製、プリント、刺繍、タグ作成、タグ縫い付けなど、アパレルブランド立ち上げに必要な一切を自社で手配及び生産可能な縫製工場もあります。

単に縫製と言っても、商品アイテムによって使うミシンが違いますので、商品によって発注する縫製工場は違って来ます。伸び縮みしない布帛(フハク)素材のブラウスやYシャツ、スーツなどの場合は、本縫いミシンが中心になりますが、伸縮性のあるニット素材の場合はロックミシンが中心になります。また、布帛素材であっても、ブラウスとジーンズとダウンのコートでは素材の厚みが全く違いますので、ミシンも薄物対応と中圧物、厚物対応のミシンの違いがあり、縫製工場は商品アイテム毎に細分化されています。

生地

生地や型紙持込もOKです

ご希望の生地持込での作成や型紙の持込もOKです。

全ての生地在庫を持つのはムリです。生地を生地屋さんでお買い求めになって、お送りいただいても結構です。

また、型紙をご自身で作成できる方は、型紙持込での作成もいたします。

生地持込の場合は生地の特性をすぐに把握できないので、特に異素材の組み合わせの場合は型紙の作成は大変難しくなります。

異素材で伸縮性が異なる素材を縫い合わせる場合は等距離の型紙ではきれいな仕上がりにならない場合もあります。

試作確認済みの型紙をお送りいただけると大変助かりますし、コストも抑えることができます。

一枚から作成!

他のお店とは差別化したいけど、少しの枚数では作ってくれる工場がないと思っている方。
大丈夫です。オリジナルブランドの商品企画のお手伝いいたします。

オリジナルブランドを作ろうと思っても、縫製工場に依頼すると普通は「最低ロット200枚」とか言われてしまいます。
私たちは1枚からでもオリジナルブランドを作成いたします。
ただし1枚のみの作成となりますとどうしてもコストは高くなります。販売価格と原価と発注ロットのバランスをどこで取るかが問題なのではないかと考えております。

アパレルブランド立ち上げはゲームではありません。一発大博打というわけには行かないはずです。初回の企画がヒットしなくても、再チャレンジできる余力を計算しておくことがビジネスなのだと思います。

初回の発注に全財産を投入するなどということがないように、しっかり計画を立てて企画にとりかかってください。

ブランド立ち上げ成功法

アパレルブランド立ち上げを成功させる秘訣は、とにかく大量発注しないことです。

大量に発注すれば原価も下がり、売れれば儲けも大きいのですが、トラブルも多いものです。

まず、サンプル作成を依頼します。縫製工場からイメージ通りの商品が上がってくれば良し、ダメならすぐに再生産を指示するか工場を変えましょう。再生産を指示すると言い訳や仕様の問題を言ったりして再生産を渋るような縫製工場とは即刻取引を止めてしまいましょう。とにかく、サンプルがまともに上がってこない縫製工場には何を発注してもダメです。

また、サンプル時点でトラブルがある縫製工場は本生産になっても必ずトラブルが起こります。

サンプル生産のみで、本生産をしないとなると縫製工場側からいやなことを言われる可能性もあります。しかし、そのことを恐れてズルズル発注を続けることは、ブランドを立ち上げる夢の大部分を縫製工場側に握られてしまうことになります。多少いやなことを言われても、キッパリと取引を止めてしまいましょう。

取引を止める場合は、自分で手配した生地や型紙は送り返してもらいましょう。縫製工場で作ってもらった型紙の権利がどちらに属するのかは縫製工場によって考え方が違う場合がありますので、確認しましょう。

希望通りのサンプルが出来上がったら、次に本生産になりますが、このときに出来れば初回発注は1品番10枚程度に抑えましょう。

なぜ、そんなことを言うかというと、サンプルは自社生産で、きれいな商品を作りながら、本生産は内職で品質よりも徹底的に安く作って儲けようというような企業も結構あると思ってください。

サンプルはきれいに上がったのに、本生産では全然別物が上がってくるということは、ままあることです。しかもインターネットでの注文なので、縫製工場からは代金先払いを要求されると思います。

代金は先に払わされて、クレームを言っても、修理に応じてくれない不親切な縫製工場もあります。このような時の被害を最小限に防ぐためにも、できるだけ少ない枚数を初回発注にしましょう。初回発注でトラブルが発生して、損害をこうむることになっても再度チャレンジできる余力を残しておくことが重要です。予想外の落とし穴はたくさんあります。

初回発注が望む品質で上がって、販売も順調なら、次回発注で原価を考えた数量を発注することが、アパレルブランド立ち上げの成功法です。

少ない枚数の発注に対応してくれる縫製工場は、どのマーケットで生き残るか明確に選択できている縫製工場です。大きいロットを要求する縫製工場は、未だにメインのお客様はアパレルだと思っている縫製工場なので、新たにアパレルブランドを立ち上げたいと思って取り組んでいる人の気持ちや思い入れと、縫製工場の意識にはかなりの乖離があるものと思っていたほうが良いと思います。

双方が同じ目線で夢を共有できる縫製工場とめぐり合えることが理想ですね!

ラフ画からでも大丈夫

とにかく、気軽にご相談ください。専門的な勉強をしていない方もアパレルブランドの立ち上げは夢じゃありません

オーダー案件問い合わせ

アパレルブランド立ち上げ手順(商標登録からネットショップの開設まで)

アパレルブランド立ち上げ手順

アパレルブランド立ち上げに際して、許可などは特に必要ありません

個人事業主として開業(起業)する場合は、商号を決めて税務署に開業届けを提出する必要があります。アパレルブランドの立ち上げを本気でビジネスとしてスタートするのなら、開業届と商標登録の2つはどうしても行わないといけません。このページではアパレルブランドを販売するまでの流れをご紹介いたします。

ブランドは商標登録しましょう

次にブランドを決めるのですが、自分で決めたブランドがすでに他の会社が商標登録していれば、使えません。バレなければ良いと思って使う人もいますが、もしもバレたら商標権を持っている企業から損害賠償を請求される可能性がありますので、これからアパレルブランドを立ち上げる場合は、事前に調べて登録されていない商標にしましょう。また、ブランドがある程度認知されて売り上げも上がるようになってから、商標権の問題が発生して、その商標が使えなくなってしまうと、せっかく認知されて人気も出て売り上げも上がり始めたブランドを最初から構築し直さなければいけなくなります。

ブランドとして販売はしていなくても商標登録されているブランドは多くありますので、事前に確認しておくのが良いでしょう。

損害賠償も大変なことですが、育ち始めたブランドを捨てて一から別のブランドを育てることはとても大変なことです。本当にブランド立ち上げを考えているのなら、商標登録は確実にしましょう。登録商標を調べる方法は、J-PlatPat 特許情報プラットフォームで調べることができます。「商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務」が同一で無ければ同じ商標でも登録可能です。他社が登録していなければ、オリジナルブランドのロゴも作成して、弁理士さんに商標登録を依頼しましょう。商標登録が完了したら、ブランドタグを作成します。ブランドタグには織ネームとプリントネームがあります。

業者を探すには、「ブランドネーム」で検索すれば出て来ます。生産を依頼する縫製工場でブランドネームを作れるメーカーにお願いすることも可能です。

商標登録

デザインは自由で個性的なものに

商品のデザインはデザイナーさんに依頼せずに、特にデザインの知識が無くても、自分で好きなデザインにすれば良いでしょう。ただ、すでに流通している商品と同じデザインや素材の商品にしてしまうと、新たなブランドとして立ち上げる理由が無くなります。誰もデザインしていない強い個性や強みのある商品で、堂々と自分を主張しましょう。

アパレルブランドを立ち上げる時には、アイテムの数も限られていると思いますので、特にこだわって差別化出来るデザインにしましょう。

デザインが決まったら型紙を作成します

自分自身が良いと思うファッションを商品化する過程はとても楽しいものだと思います。ブランドのコンセプトを決め、商品のデザインが出来たら、型紙の作成をパタンナーに依頼します。パタンナーに依頼しない場合は商品の生産を依頼する縫製工場に作ってもらいましょう。パターンを作成する場合は、仕上がり寸法が決まっていないと作れませんが、詳しく分からない場合は、パタンナーに標準的な寸法を聞いて、そこからプラスマイナスすれば良いでしょう。ただ、型紙は生地が決まっていないと作成できません。それは、伸び縮みしない布帛生地と、伸び縮みするニット生地では型紙が違うからです。

伸び縮みしない生地の場合は、タイトに型紙を作ると、着脱が大変になってお客様からクレームが来る可能性があります。伸び縮みする生地はタイトに作っても、生地自体が伸びるので、着脱で支障が出ることはありません。

洗濯表示ネームには販売者の住所と電話番号を記載しないといけません

アパレルブランドを事業として本格的に販売する場合は洗濯表示ネームも作らないといけません。洗濯表示の法律が変わりました。品質表示ネームには製造者又は販売者の住所と電話番号を記載しないといけません。これは、商品に重大な欠陥が生じて、ユーザーの身体に悪影響が出るような場合に、経済産業省が商品の回収を指示したりする場合に、連絡先が分からないと、対応できないためです。洗濯表示の内容は生地を買う時に教えてもらいましょう。洗濯表示も縫製工場で手配してもらうことも可能です。個人で開業する場合、個人情報を記載することに抵抗があるかも知れませんが、これは法律で決まっていることなので、記載しましょう。

次に生地を手配します。生地も縫製工場で手配してもらうことも可能な場合もあります。

サンプル制作

縫製工場にサンプル発注します

後は、仕様書を作成できれば完璧です。仕様書は肩幅や身幅、袖丈などの寸法と、縫い合わせる部分をどんなミシンで縫製するのか指定できれば完璧ですが、縫製するミシンについては縫製工場に任せても良いでしょう。肩幅や身幅、袖丈などの寸法が分からない場合も「一般的なMサイズで」と言った感じでの発注でも大丈夫です。

サンプルと本生産を依頼する工場は縫製屋ドットネットへ問い合わせすれば、可能な工場が返信します。縫製屋ドットネットは縫製工場も無料で参加していますので、生産にかかる費用に、縫製屋ドットネットの登録料を上乗せされる心配はありません。縫製業界はとても厳しい業界なので、少しでもその助けになればと運営しているサイトなのです。

縫製工場では、本生産の前に初回サンプルが先に上がって来ます。「この状態で量産します」と言う確認のためです。この時点で修正したいことは縫製工場に伝えましょう。修正後のサンプルを確認したい場合は再度サンプル提出の依頼をします。この段階で妥協すると、自分が思っている商品とは違うものが上がって来ますので、サンプル確認は確実に行いましょう。自分がデザインしたイメージと合っている商品かどうかみしっかりと確認します。ただ、縫製は手作業なので、量産した時のバラツキはどうしても発生します。特にこだわる部分がある場合はその部分の許容範囲がどの程度なのか、縫製工場に事前に確認して納得してから量産のGoをかけて下さい。ここまでしっかりと出来れば、夢の実現はすぐそこです。

サンプルが出来上がったら写真撮影です

実際のサンプルが出来上がったら、ネットで販売するための服の写真撮影しましょう。自分のデザインした製品を初めて目にするのはとても嬉しいものです。商品の写真をプロに頼むのも良いですが、自分で撮影する場合は、背景は一色で光源は一種類(蛍光灯と太陽光など二種類以上にならないように)でレフ板も用意して光源の反対側から商品を照らす感じにして出来るだけ立体的に撮影しましょう。

大量発注しないことが成功のポイントです

縫製工場に見積もりを取ったら予想外にコストが高くて、安くするためには発注量を増やして欲しいと言われることもあります。原価が高いからと初回発注を増やすと、初回オーダーを売り切ることが出来ずに不良在庫になってしまい、その時点でアパレルブランドを立ち上げる仕事は終了してしまいます。原価が高くて利益がほとんど取れなくても、確実に初回オーダーを売り切ることが重要です。初回発注を大量にすれば一着あたりの仕入れ原価は低く抑えられますが、大量の在庫を抱えてオリジナルブランド立ち上げは失敗に終わる可能性が高くなります。初回発注を大量にしてしまうことはとても大きなリスクなのです。

大切なブランドを育てるには長期的な展望が必要です。初回で在庫を残してしまうと、資金が寝てしまい、次の企画が出来なくなってしまいます。

初回発注を売り切り、ある程度販売の手応えを感じたら、次回の企画以降で発注数を少しずつ増やして、原価を抑えるようにしましょう。

ホームページの準備をします

ブランドを立ち上げて、商品が手元に届いて、その商品を既存のリアルショップに卸す人はほとんどいないと思います。リアルの店舗に卸すと掛け率が上代の70~80%(買い取りか委託在庫かによっても違います)になり、初回発注量を抑えて原価が高くなっているところに掛け率の分も見込んで上代価格を設定すると普通に流通している商品の価格からすると異常に高い商品になってしまいます。

ホームページで販売するには、商品写真がとても重要です。自分で撮影設備を揃えて撮影しても良いですが、撮影代行のサービスを利用することも検討しましょう。

商品画像が出来たら、固定費が少ないネットショップを運営することをお勧めします。今の時代は、ネットショップを開設するのは必須です。販売価格を決めたらホームページの準備をします。レンタルサーバーを借りて、WordPressWelcartのプラグインでネットショップが開設できます。ネットショップは開業にかかる初期費用も、運営にかかる費用も安く済むので、アパレルブランド立ち上げにはおすすめです。SEOのプラグインもインストールしてtitleやdescriptionに検索で訪れて欲しいキーワードを記入しましょう。htmlで一から作るよりも、Wordpressのテーマの中からカスタマイズする方が簡単に出来ると思います。Wordpressのカスタマイズについてはネット上にかなり載っていますので、初心者でも、不明なことは検索すれば、ほとんど分かります。Googleは画像の中身を理解しません。評価するのは、テキストとリンクだけです。テキストがある程度の量がないと、GoogleはそのWEBサイトの価値を評価しません。デザインにこだわったWEBサイトはどうしても美しい画像ばかりで構成されますが、1ページあたり2000文字程度は必要です。アパレルブランドを立ち上げるにあたってこだわったことやユーザーにとって嬉しい情報を出来るだけ多く記載して、検索で訪れて欲しいキーワードを含めて文章でページを作りましょう。専門性が高く、ユーザーにとって価値ある情報を掲載出来れば、商品を売ることはそんなに難しくありません。

また、商品を購入したお客様の声などが得られる場合は、積極的にホームページに掲載しましょう。お客様の声はとても良質なコンテンツです。ホームページで集客するSEOのポイントはユーザーの疑問や質問に対する回答を掲載することです。

一つの商品を作り上げるのにこだわったことを出来るだけ具体的にユーザーに納得してもらえるような記事を公開しましょう。titleやdescriptionと本文にキーワードを含めたページを作り続ければ必ず検索で上位に表示されるようになります。サイト内にブログを作って日々の出来事や、初めて経験するや、難しい問題など、ブランド立ち上げで日々格闘することや、ブランドに対する思い入れを記載しましょう。詳しくはネットショップ開業をご覧下さい。また、サイトを開設したけれど、あまり上手く行っていない時の無料SEO相談もあります。

アパレルブランドが有効なSNSはInstagramです

アパレルブランドをSNSも利用してマーケティングを行う場合はInstagramがお勧めです。Googleでファッション関連のキーワードで検索すると検索窓の下のタブで左側に「ショッピング」や「画像」が表示されます。これは、検索結果で画像を探しているユーザーが多いからです。

画像がメインのSNSはInstagramなので、Instagramを活用して紹介しましょう。

発案してから販売出来るまでには長い時間がかかります

ファッションブランドを立ち上げようと発案してから、実際に販売出来るようになるまでにはかなりの時間がかかります。ホームページが狙っているターゲットに見てもらえるようになって、商品が売れ始めるにはまたさせに時間を要します。

一連の作業を何度か行って、発注から納品までのサイクルが早く回るようになるまでは、流行に敏感なアイテムは企画しない方が無難です。最初に立ち上げるブランドが流行に敏感なアイテムだと、商品が出来上がった頃には流行が終わっている可能性が高いです。新規のブランドを立ち上げる際には、ユーザーの問題を解決するような機能を優先した商品の方が適しています。